総合企画部の新設関連について
総合企画部の新設は歓迎だが、お役人が10年、20年、30年先の高知県をどのようにデザインするか心配であり、知事が総合企画部と共に県民が夢を持てる具体的な政策を打ち出せるかの決意を聞きたいと尋ねています。また、県の政策が数多く頓挫してきたのは、目標を達成できなかったときに言い訳をする、または体裁を整えるといった県の作文体質にあるのではないかと問い、この体質をいかに改善するのかを副知事に尋ねています。県庁内で実体を伴わない作文が大半だったと思われることが、小粒企業誘致ばかりに終わった原因ではないかと述べています。
- 夢を持てる具体的な政策
- 作文体質の改善
高知龍馬空港整備の大胆な発想について
高知龍馬空港の出発・到着ロビーを高知らしさが伝わるように工夫できないか、知事の考えを尋ねています。森林に到着したようなイメージを目指すとともに、予算に応じてコンクリートの擬木、樹齢100年の魚梁瀬杉、またはCLT造りの活用を提案しており、海外からの観光客が驚く設計ができないかと考えています。フロリダ・ディズニーワールドのホテルで使われているコンクリートの擬木が大径セコイア杉に見える例も紹介しています。
- 高知らしさが伝わる工夫
人口減少対策総合交付金と過疎問題について
人口減少対策総合交付金と過疎問題について、企業誘致の目標件数や期限の設定についての知事の考え、また過疎地のトリアージ、令和の集団移転、タックスフリーという3つの政策提案についての知事の考えを尋ねています。さらに、全ての過疎集落を守ることは無理があり現実的な政策が必要であること、やる気のある市町村に補助をして目標達成できなかった場合は返還させる仕組みで市町村のやる気を高めることの考え方、県が主導して大胆な政策を打ち出すべきことについて述べています。
- 企業誘致件数や期限の設定
- 過疎地のトリアージ・令和の集団移転・過疎地のタックスフリーの提案
- やる気ある市町村への重点支援と目標達成しない場合の交付金返還
高知県新エネルギービジョンについて
木質バイオマス発電などの利用量が全国で何位か、またビジョンでの促進への取組状況を尋ねています。次期改定版がどのような時代を先取りした新エネルギービジョンを目指すのか問うています。森林率全国1位、日照時間全国10位、降水量全国2位という県の強みがエネルギー化できていないこと、20年前から県議会で求めてきたソーラー発電が計画の10分の1の規模で設置されたこと、赤字のくろしお鉄道の高架へのメガソーラー設置提案が実行されなかったことを指摘しています。生活が厳しい県民を助けたいという意気込みでエネルギー政策に取り組んでほしい旨を述べ、メガソーラーでの乗り遅れを踏まえ、ペロブスカイト太陽光発電が普及する近未来も視野に入れた新エネルギービジョンが必要だと主張しています。洋上風力発電についても、ビジョンでは情報収集を進めると記述されていたものの翌年には国から不向きと除外視されたことに触れ、本気で書いているのかを問うています。さらに、土佐沖メタンハイドレートについて、ライバル地域の勢いが落ちている今がせり上がるチャンスではないかと述べ、採掘が困難でもエネルギー安保の観点から継続努力が重要だと主張しています。
- 木質バイオマス利用量の全国順位と促進への取組
- 次期改訂版での目指す姿
- エネルギー政策への意気込み
- 洋上風力発電への考え
- メタンハイドレートの実用化に対する考え
県警察の発表基準について
県警察の書類送検事件公表基準について、複数の具体例を挙げて問題を指摘しています。芸西村での自由選挙妨害事件の書類送検が公表されなかったこと、およびナイフを持った外国人研修生による傷害・乱闘事件も公表されなかったことに対して、これらが本当にささいな事件だったのか、また警察がなぜマスメディアにも隠したのかを尋ねています。過去5年間に県警が公表した書類送検は5件あり、「原則公表しない」という基準が一貫していないとも指摘しています。さらに、外国人研修生による犯罪が表に出ない理由として警察公表基準の存在を挙げ、同じ犯罪でも日本人なら逮捕・公表されるはずだが外国人では異なる扱いがされていないかと問うています。外国人研修生の急増に対応するため、言語対応を含めた地方警察署の治安対策について、その対応方法を尋ねています。
- 自由選挙妨害事件の公表
- 外国人研修生の事件の公表と治安対策
県東部の自動車道について
県東部の自動車道について、高知~安芸間の開通時期に関して、今後10年での開通を目指しているか、またはそれ以降の開通を目指しているかという見通しを尋ねています。また、能登半島地震の教訓と南海地震対策を踏まえた上で、国に何年後までに完成させてほしいという考えを持っているか、知事の意向を聞いています。さらに、芸西村村道における速度違反車両の取締りやスピードを出しにくくする道路造りなど、速度対策の実施について警察本部長に尋ねています。
- 目指す高知-安芸区間の開通時期
- 国に何年度までの完成を望むのか
- 芸西村村道における速度違反対策
芸西村ハウス地帯の冠水と渇水について
芸西村の国道沿いハウス地帯は低地にあり大雨時に冠水して農家被害が生じている問題について、国道沿いのポンプ場の排水能力を今年の梅雨時までに上げる工事を早急に実行すること、および安芸市赤野と芸西村が何十年も前から繰り返している渇水問題に県がどのように対処するかを農業振興部長に尋ねています。また、県営の和食ダムの完成が平成28年度予定から令和6年予定へと約10年遅延したことが冠水と農業用水不足の原因になっているとし、早急なダム完成と湛水への意気込みを土木部長に尋ねています。
- 対策
- 和食ダムの早急な完成と湛水への意気込み
津波避難タワーへの補助予算の復活について
津波避難タワーへの補助予算の復活について、県内には既に124の津波避難タワーが完成していますが、多くの県民がもっと造ってほしいと望んでいます。東北大震災と能登半島地震を受けて、県民の津波への恐怖感が高まっているなかで、かつて県が市町村の負担を実質ゼロにした補助制度があったことを評価しており、総務省の予算終了後も市町村負担が実質ゼロとなるような施策の導入について、知事の考えを尋ねています。
農作物の適正な価格形成について
資材費高騰時に生産コストと出荷価格の乖離を補塡するデカップリング導入を国に要望しています。また、県東部農協による選果機農家負担をめぐり、公正取引委員会の排除措置命令後も県が裁判を続け、一審・高等裁判所で敗訴した経緯について、県がなぜ負ける裁判を続けたのか、あるいは最高裁への上告をしなかったのかを農業振興部長に尋ねています。さらに、ナスのPR戦略については、購買層の7割以上が女性であるのに血圧低下作用が優先されているのは適切でなく、アンチエージング効果を重点とすべきだと指摘しています。
- デカップリング・所得補償の国への要望
- 県内農業協働組合の訴訟への関わり
- ナスのアンチエージング効果のPR
ユズ果汁の輸出拡大について
15年前からユズ果汁の中東方面への輸出拡大について言及してきた質問者が、中東におけるこれまでの輸出の取組状況と今後の取組方針について、産業振興推進部長に尋ねています。
県予算への要望活動について
歴代知事は県予算に対する地域要望について、市町村と地元県議の協議を経たものを受け付けると述べてきました。発言者は、数億円を超える県予算の要望への回答は地元県議を抜きに一方的に承諾しないことを知事に求めています。また、県が要望内容を勝手に変更して決定することや、協議を経ずに回答することは議会制民主主義の否定になるとして、大きな予算案件では地元県議との協議を基本とする従来の手順を踏むことを求めています。