争点障害児通所支援の利用料が世帯収入で急激に跳ね上がる問題。年収890万円を境に月4,600円が最高額37,200円に上限が設定され、低所得世帯と比べて負担が8倍になる矛盾。保護者からは負担軽減を求める声が上がっている。
質問塚地佐智議員が、障害児福祉の所得制限撤廃についての国の議員立法の動きについて、知事の考えを問う。また、子ども・福祉政策部長に、一般2の保護者も一般1同様の負担額になるような保護者負担の軽減策を行うよう求める。
答弁知事は、所得制限撤廃で比較的所得が高い層の負担が軽減される改正は、国、地方の財政負担が増加するため、持続可能性を確保するために安定的な財源確保について同時に議論する必要があると述べた。また、医療分野で逆方向の議論もされており、社会保障制度全体でベクトルが逆の議論がされていると指摘。部長は、現在の利用者負担は制度の持続可能性や公平性を踏まえ国が設定していること、来年度は障害児福祉計画の策定年度のため市町村ヒアリングなどで県内のサービス利用実態把握に取り組むとした。
ポイント障害児通所支援の利用料負担について、国の所得制限撤廃の動きがある一方で、県は持続可能性と財源確保の課題を指摘。県は当面、利用実態の把握に取り組むことになったが、保護者からの軽減要望に対して具体的な支援策の提示はなかった。