人口減少対策について
人口減少対策総合交付金について、4年間の事業期間を設定した狙いや終了後の令和10年度以降への継続の必要性を尋ねています。また、連携加算型で認定された3市町村以外の市町村の動向がどうなっているのかを問うています。加えて、島根県や鳥取県との出生数の比較から、高知県の状況をどのように分析し人口減少対策に生かすのか、またコロナ禍が医療・福祉・介護などで働く女性の結婚や出産の動向に影響を与えたのではないかと指摘しています。さらに、都市部でリタイアした人々の短期移住戦略の必要性を提案し、自然豊かで人情味あふれ、年金で暮らせるという高知県の特徴を生かした施策を求めています。
- 総合交付金の事業期間
- 終了後の対応
- 連携加算型に関する市町村の動向
- 結婚や出産の動向分析と対策
- リタイア層の都市部からの短期移住戦略
少子化対策について
青年の船・青年の翼は昭和46年、54年から実施され、地域づくりの担い手育成と参加者の結婚につながった事例がある一方で、現在は県内各市町村での青年活動が小さくなり、若者同士の出会い機会が少なくなっている状況です。海外研修となればパスポート取得が必要であり、県が進めている県民のパスポート取得向上にもつながると考えられます。地域リーダー担い手対策、結婚対策、パスポート取得向上の観点から、青年の船・青年の翼の再検討を知事の所見とともに尋ねています。
- 青年の船・青年の翼事業の実施
子育て環境について
共働き夫婦が多い現在では、子育て環境の充実が第1子から第3子への出産につながると考えられています。育児休業明けの職場復帰後、幼児や小学校低学年の子どもは体調を崩しやすく、コロナ禍以降は発熱時に四、五日程度登校できないため、親のどちらかが仕事を休む必要があります。子どもが増えると仕事との両立のリスクが大きくなり、第2子以降の出産を考え直す人もいるようです。幼児から小学校低学年までの子育て環境の充実について、どのように考えているのかを子ども・福祉政策部長に尋ねています。
- 小学校低学年までの子育て環境の充実
- 若年層へのヒアリングの内容と方法
中山間地域対策について
中山間地域における農業、林業、水産業の働き盛りの年収がどの程度あるか、また今後どのように取り組んでいくのかを尋ねています。中山間地域での雇用を増やし若者の定住を進めるためには、地域資源を生かす1次産業を中心とする産業が活性化し、収入を増やす必要があるとしており、中山間地域における役場の39歳の平均年収が約490万円程度であることに触れています。
- 農業・林業・水産業の働き盛りの年収と今後の取組
集落活動センターについて
集落活動センターに勤めることで地域の人と触れ合い地域の状況を肌で感じられる制度として評価されており、中山間地域の人口減少対策には移住促進が欠くことのできない施策であり、センターとの関連が重要であると考えているとして、県として今後どのくらい設置しようとしているのか、また中山間地域の人口減少対策を考えた場合にセンターに移住者の雇用を促進することについてどのように考えるのかを尋ねています。
- 今後の設置と移住者の雇用促進
南海トラフ地震対策について
発生後6か月が経過する能登半島地震の復旧・復興状況をどのように分析しているのか危機管理部長に尋ねています。また、全国の多くの自治体で実施されている人工衛星を利用した水道管の漏水調査に高知県としても早急に取り組むべきと考えるか、震災による断水の間の飲料水対策についてはどのように考えているのか、工事等の発注に際して地域性をどのように考えているのかを土木部長に尋ねています。さらに、県民が熱望する高規格道路の早期整備について、知事の思いと熱意をお伺いしています。
- 能登半島地震の復旧・復興状況の分析
- 人工衛星を利用した水道管の漏水調査
- 断水時の飲料水対策
- 工事等発注時の地域性の配慮
- 高規格道路の早期整備への熱意
脱炭素社会の推進について
脱炭素社会の推進に向けて、2030年度の森林吸収源対策による数値目標達成に向けた取組が順調に進んでいるか、また再造林率を現在の40%から70%にする目標達成に向けた取組について尋ねています。植栽義務のある保安林において再造林できていない森林の現状がどのようになっているかも確認しています。さらに、再造林を進める観点から立木市場の取組を研究・検討することや、公共土木事業などへ木材を積極的に使用すること、県が発注する砂防堰堤や治山堰堤への木材の利活用、公共土木工事等に利活用できる木製品の開発への取組方針について尋ねています。
- 森林吸収源対策の数値目標達成への進捗
- 再造林率目標達成に向けた取組
- 保安林の再造林
- 立木市場の研究や検討
- 公共土木事業での木材の積極的使用
- 砂防・治山堰堤への利活用
- 利活用できる木製品の開発
観光振興について
昨年の県内観光客入り込み数が過去最高となったことを踏まえ、県と広域観光組織、市町村による観光推進で連携した踏み込んだ議論が十分になされているか、高知市周辺以外で宿泊施設の運営が厳しい地域への支援方針、日本遺産「森林鉄道から日本一のゆずロードへ」の全国的認知度向上に向けた県としてのPR方策、台湾定期チャーター便の10月下旬以降の継続運航の見通し、および新ターミナルビル整備の現時点での進捗状況と、利用者の満足度向上と将来数十年の利用を見据えた充実した施設設計についてを尋ねています。
- 昨年の観光客入り込み状況
- 広域観光での連携と踏み込んだ議論
- 高知市周辺以外の宿泊機能の維持に向けた支援
- 日本遺産のPR
- 台湾との定期チャーター便継続の見通し
- 新ターミナルビル整備の進捗状況
指定管理施設の利用料見直しについて
指定管理施設の人件費が年々増加し、施設からさらなる処遇改善の要望があるなか、利用料金は平成12年度以来20年以上据え置かれている状況について述べています。北川村モネの庭や桂浜水族館、鳥取県のとっとり花回廊、岡山県後楽園など他県や民間施設で値上げが実施されている事例を示した上で、指定管理施設において職員の賃上げを行いつつ安定的に運営するため、利用料金の見直しについて知事の見解を求めています。