政治姿勢について
知事選で受けた託を令和6年度予算案に込めた思い、施策体系を5つの基本政策から3本柱へ見直した意図、組織改編の狙いと職員への期待を尋ねています。また、人口減少克服への道筋と目標の実現可能性、実現に向けた決意を問うとともに、人口減少対策総合交付金で市町村のどのような取組を後押しするのか、予算規模を当初8億円から10億円に拡大した意図を尋ねています。さらに、中山間地域の住民の思いにどう応えるのかとその覚悟、1期目の県民座談会に続く広聴活動をさらに充実させるべきと考えるかについて、知事や関係部長に伺っています。
- 託された思いを込めた来年度予算案
- 施策体系を見直した意図
- 組織改編の狙いと職員への期待
- 人口減少克服の道筋と実現への決意
- 人口減少対策総合交付金で後押しする市町村の取組と仕組み
- 創設への思いと予算規模拡大の意図
- 中山間地域の住民の思いに応える取組と覚悟
- 広聴活動の充実
少子化対策について
出生数が80万人を割り込む時期が当初見込みより8年前倒しされている現状を踏まえ、女性の転出超過が男性の1.41倍に達し地方の若年男女バランスが崩れていることを指摘しています。また、女性の雇用確保と賃金格差解消が少子化対策の重要な課題であり、人口の半分を占める女性の生産力向上により納税力を高める取組が急務であると述べています。そのうえで、国の少子化対策と高知県の元気な未来創造戦略を統合し、天野提言も取り入れた取組を通じて戦略に掲げる目標の実現に向けた全力での取組を求めています。
- 元気な未来創造戦略に掲げる目標実現への取組
外国人材の確保について
ベトナム・ラムドン省とインド・タミルナド州との人材交流に関する覚書締結の狙いと両国に対する期待について尋ねています。発言では、本県が人口危機に直面する中で外国人労働者が経済にとって欠かせない存在であること、日本全体で外国人労働者の受入れ拡大が重要であることを述べた上で、労働環境や生活環境を整えるとともに、教育など子育ての環境も整えて選ばれる国にする必要があると指摘しています。
- 覚書締結の狙いと今後の期待
エネルギー消費ゼロの住宅を目指して
カーボンゼロ実現には大幅な省エネと再生可能エネルギーの組み合わせが必要であり、なかでも断熱性能が高い樹脂窓の普及が重要だと指摘しています。欧米や韓国では樹脂窓の導入が進む一方、日本は遅れており、断熱性能が悪い窓は熱損失が大きくなるため余計なエネルギーがかかることを述べています。また、高断熱・高気密な家はヒートショック防止や血圧改善、カビやダニの発生抑制によるアレルギー予防、家の中での運動量増加による子供の発達促進など、環境と人の両面で効果があるとしたうえで、本県でもこうした家づくりをグリーン化の取組として重要と考えるか、土木部長の所見を求めています。
住宅の耐震化について
能登半島地震を踏まえ、耐震化率を88%から95%に引き上げるため、75歳以上の後期高齢者のみの世帯に対する割増し補助制度の創設を検討してはどうかと尋ねています。また、市町村と耐震診断士が連携して、旧耐震基準の住宅を訪問し、耐震診断と低コスト工法による耐震補強工事の普及に努めることを提案しており、土木部長の見解を伺っています。高齢者は費用の負担感から耐震補強工事をせず旧耐震基準の住宅に住み続けているという現状認識から、こうした施策を求めています。
- 割増し補助制度の創設と耐震補強工事の普及
地震災害廃棄物処理の広域連携について
能登半島地震の災害廃棄物が244万トン(県内年間ごみ排出量の約7年分)に上り、奥能登地域2市2町が全体の約6割を占めていることを踏まえ、復旧作業と被災者の生活再建に欠かせない廃棄物処理について質問しています。能登半島の地形が仮置場や中間処理施設の用地確保を困難にし、県外への運搬広域処理が想定される中、南海トラフ巨大地震を想定した場合に本県で発生すると推計される災害廃棄物の量、1次・2次仮置場の用地確保状況、そして発生した災害廃棄物を広域で早期に処理する体制づくりの現状について、尋ねています。
中学生の集団避難について
能登半島地震で被災地の中学校が避難所として機能し、授業ができない状況にあることを踏まえ、被災地に残る生徒の学習面の遅れを防ぐため集団指導や個別指導の実施が重要であることを述べています。本県でも同様の事態が発生した場合、学習機会をどのように確保するのか、市町村教育委員会と最悪の事態を想定した備えが必要であると尋ねています。
- 震災発生後の学習機会確保及び市町村教育委員会との協議
四万十市新食肉センターについて
昭和42年建設の四万十市営食肉センターの建て替えについて、基本設計により事業費が51億円から75億円に増加したことを踏まえ、県民の日常生活に重要な役割を果たしている施設として、県による費用負担を含めた支援の考え方と、さらなる事業費圧縮や関係者への説明を含めた今後のスケジュール感について、知事と農業振興部長に尋ねています。
- 整備に対する支援
- 整備事業費の圧縮
- スケジュール感
建設業の2024年問題について
時間外労働上限規制の導入に伴い、実施設計及び変更設計の工期設定がどうなるのか、また4週8閉所を踏まえた発注方法をどのように考えるのかを尋ねています。発言では、規制導入により建設業界側から工期延長の協議があれば発注者側は約束した期日どおりの完成を要求できなくなることが述べられています。4週8閉所を基本として工期や費用を算定した場合、発注者側がより短期間の工事を要求すれば割増し賃金により建設費用が上がることになり、法令遵守により建設費用は上がることになります。
- 実施設計及び変更設計の工期の設定
- 4週8閉所を踏まえた発注方法