政治姿勢について
政治資金パーティー問題の本質について、政治家が自らつくった政治資金規正法を守らなかったことが一番の問題であると述べた上で、知事がこの問題をどのように捉え、政治の信頼を取り戻すために何が最も必要と考えるかを尋ねています。また、橋本大二郎知事1期目の平成5年度以降立てられていない高知県の総合計画について、今後も立てることはないのか、立てないとした場合はその理由と所見を尋ねています。さらに、年間10億円の人口減少対策交付金で加速的に進む若年人口減少に歯止めがかかるか懸念を示した上で、若年人口の減少を増加に転換させるにはより思い切った予算投入が必要であり、人口減少の克服に向けた知事の決意とさらなる予算が必要との考えについて尋ねています。
- 政治資金パーティー問題の本質と信頼を取り戻すための措置
- 総合計画の策定
- 人口減少対策へのさらなる予算計上と克服に向けた決意
南海トラフ地震対策について
能登半島被災地へ派遣された職員からの報告内容と、それを今後の南海トラフ地震対策にどのように生かしていくのかを尋ねています。また、南海トラフ地震発生による広域地盤沈降後の高知市などの治水対策をどのように進めていくのかを問うています。さらに、県内基幹管路の耐震適合率が23.2%と全国平均を下回っており、約5分の1の管路が老朽化している現状に加え、市町村の水道ビジョン策定率や応急給水計画、応急復旧計画の策定率が低く、水道事業継続計画も15市町村で策定されていない状況を指摘した上で、市町村の水道事業統合や経営一体化を進める際の課題と、今後の水道行政の方針を尋ねています。能登地震で市町村の災害ボランティアセンターが機能しない地域があったことを踏まえ、高知県と県社会福祉協議会との間での協定締結と、全国及び県内のボランティア団体同士の連携や行政との調整を担う災害中間支援組織の設置を進めるべきかについて見解を求めています。
- 能登半島被災地派遣職員からの報告と対策に生かす決意
- 地盤沈降後の治水対策
- 水道事業統合の課題と取組
- 災害ボランティアセンターに関する協定の締結
- 災害中間支援組織の設置
建設業の労働力不足について
建設業の労働力不足への対応として、建設ディレクターの導入について尋ねています。建設業は全産業平均と比べて年間268時間、月22時間の長時間労働が常態化しており、週休2日確保率も25%程度と低いなか、4月から時間外労働の上限規制が強化されることが懸念されています。IT・コミュニケーションスキルで現場を支援する新職種である建設ディレクターを配置すれば、現場技術者がデスクワークから解放され残業時間が短縮できることや、若者や女性の活躍の場として期待されていることから、県が新年度に研修費用の助成制度を予算計上している建設ディレクターを、今後県としてどのように増やしていくのかを尋ねています。
- 建設ディレクターの積極的な導入
土佐くろしお鉄道について
土佐くろしお鉄道の経営が厳しい赤字状況にあり、令和7年度までの基金が底をつくこと、そして人口減少に伴う利用者減少でさらに経営が厳しくなることが予想されることについて、土佐くろしお鉄道の支援策の検討に関連し、交通網整備の目的は人や物を安全で安心して運ぶことであり、その手段として鉄道やバスがあること、また廃線跡をバス専用道に転用したBRTや自動運転移動サービスなど様々なデータや試算に基づいた支援策の検討が必要であることについて、中山間振興・交通部長の所見を尋ねています。
- 様々なデータや試算に基づいた支援策の検討
デジタルインフラについて
向こう10年でインターネット上のデータ量が30倍に急増する可能性があり、自動運転や医療分野などでは膨大なデータ処理が必要になることから、デジタル社会の重要なインフラとしてデータセンターの整備が急がれています。しかし、データセンターの6割程度が東京圏に集中しており、地方で発生したデータを東京や大阪で処理する場合には0.05秒程度の通信遅れが発生するため、0.01秒以内の処理が求められる自動運転などは、データセンターが少ない地域では難しくなります。データ処理施設の手薄さが地域格差につながることが課題であることから、高知県内にも南国市などのデータセンターがありますが、さらなる整備の必要性があるとして、高知県内におけるデータセンターの必要性と将来的な活用について総務部長に意見を尋ねています。
- データセンターの必要性と将来的な活用
日本一の健康長寿県構想について
男性のHPVワクチン接種について、パートナーへの感染防止や中咽頭がん、肛門がんなどの予防が期待できる点から、その有効性の認識と任意接種時の県の助成制度創設について尋ねています。帯状疱疹ワクチンについては、全額自己負担の任意接種で数千円から数万円かかることからワクチン接種をためらう人が多い現状を踏まえ、全国で助成制度を設ける自治体が広がり、県内市町村からも県に助成制度があればという声があることを背景に、県として帯状疱疹ワクチン接種費用の助成制度創設について尋ねています。また、医薬品不足について、令和2年の後発薬メーカーの不祥事が発端で複数メーカーの出荷停止となり、その後もコロナ禍による需要増大やウクライナ危機による原材料提供の減少・高騰などで長期化している状況を踏まえ、県立病院における医薬品不足の実態、これまでの対応状況、今後の対応について尋ねています。
- 男性のHPVワクチン接種の有効性と助成制度創設
- 帯状疱疹ワクチン接種の助成制度創設
- 県立病院における医薬品不足の実態と対応状況
子供・子育て施策について
県内全ての子供や若者が幸福な生活を送ることができるこどもまんなか社会の実現に向けて、数値目標なども明確にした子供や若者のための政策計画(こども計画)を本県においても策定すべきと考えると述べています。あわせて、こども計画の策定に当たっては、子供や若者の意見を丁寧に聴くプロセスを設け、計画に反映していくべきと考えていると述べています。さらに、貧困や不登校など厳しい状況にある本県において、ライフステージに応じた切れ目のない支援や若い世代の生活基盤の安定に向けた取組が重要であると述べています。
- こども計画の策定及び子供や若者の意見反映
下水サーベイランスについて
令和4年度の高知県と高知市における下水サーベイランス実証事業がどのような結果をもたらしたか、またその結果をどのように活用できるかを尋ねています。下水サーベイランスは新型コロナウイルスだけでなく、インフルエンザやポリオ、ノロウイルスといった病原性微生物やサル痘などの新たな病原体の検知、さらには覚醒剤や麻薬などの化学物質の検知にも活用できる強みがあります。地域における危機管理の強化と公衆衛生の強化を考慮し、高知県で下水サーベイランスを本格的に実施することについて尋ねています。
- 実証事業の結果と活用
- 本格的な実施
四万十市新食肉センターについて
県民の食の確保、県内畜産業の振興、雇用面から食肉センターが重要な施設であると述べています。
- 支援の決意
教育について
高知国際中・高等学校の校歌について生徒たちの反応と感想を尋ねています。教員採用で募集に満たない状況が続いており、4月の初めでも退職や出産、育児などで欠員が生じ、教頭や主幹教諭が担任を兼ねる学校もあるという現状を踏まえ、これまでの取組と今後の対策を伺うとともに、教員を目指す学生への奨学金返済支援制度の検討を提案しています。また、DXハイスクールを県内の多くの高等学校に進める方針や、工業・農業など職業教育を行う専門高校での最新設備導入と老朽化機器の更新、デジタル教育に対応できる外部専門人材の確保についても質問しています。さらに、学びの多様化学校の設置に向けた検討状況と展望、フリースクールに対する認識と支援制度、フリースクールの厳しい運営状況と授業料が家庭の負担となっている実態を踏まえ、不登校特例校や学びの多様化学校、フリースクール支援について知事部局での設置・推進を検討してはどうかと提案しています。
- 高知国際中学校・高等学校の校歌への反応と感想
- 教員不足に対する取組
- 教員を目指す学生の奨学金返済支援
- DXハイスクールの今後の進め方
- 専門高校での最新設備導入や機器更新の課題
- 最新設備を使いこなせる人材の確保
- 学びの多様化学校設置に向けた検討と展望
- フリースクールの認識と助成制度
行政サービスのデジタル化について
収入証紙の利便性に関して、売りさばき所の所在地や営業時間に左右されることが課題であること、電子マネーやインターネットバンキングが普及する中で申請書類に証紙を貼り付けるアナログな作業が必要な点に違和感を感じていることを述べています。そのうえで、行政事務のデジタル化が進む中で、県民の利便性や経費の面から、収入証紙による手数料等の支払いは見直す時期に来ているのではないかと考えており、県の手数料等の納付方法に係るデジタル化の取組と会計管理者の所見を尋ねています。
- 収入証紙の見直しと納付方法のデジタル化
旅費規程の見直しについて
物価高騰が続く中で、県職員の出張時の宿泊費をはじめ旅費規程を見直す時期に来ているかどうかを尋ねています。具体的には、東京などでホテル・宿泊代が大きく上昇し、以前は1泊1万円程度で宿泊できていたホテルが1万5,000円を超え、時期によっては2万円を上回ることもあることから、県職員が出張する際に旅費規程で定められた宿泊費を超える場合があることに触れて、所見を伺っています。