四万十川について
四万十川の観光と水産業を支える重要な役割に関連して、知事の川に対する思いを尋ねています。また、砂利流出による河床低下への対策として岩石投入の状況、国を含む新組織設立の状況、愛媛県の事例を参考にした河床掘削工事の実施可能性を問うています。併せて、1980年代に1,000トンあったアユの漁獲量が近年30トン以下に、テナガエビが7トンから1トン台に激減していることから漁獲量の再生対策を、昭和53~63年に年平均61.7トンあったアオサノリ・アオノリの収穫量がゼロになっていることから品質改良などを通じた再生への取組を伺っています。さらに、四万十川再生に関わる専門家や住民との理解を共有するため、シンポジウム開催を検討するよう求めています。
- 知事の思い
- 環境改善のための岩石投入
- 新組織設立の状況
- 河床掘削
- 漁獲量の再生
- アオサノリ・アオノリの再生
- シンポジウムの開催
藻場の維持・拡大に向けた取組について
海藻類は陸上森林の2倍以上のスピードで二酸化炭素を吸収する効率性に注目し、須崎港防波堤での実証実験では藻場の分布拡大と年間1.3トンのCO2吸収が確認されたことを紹介しています。2050年カーボンニュートラル達成に向けて1,000万トン以上のブルーカーボン吸収が必要とされる中、県内における藻場の維持・拡大の取組状況について水産振興部長に尋ねています。また、ブルーカーボン研究で生まれるイノベーション技術が川の再生にも応用できないかと期待を示しています。
四万十市新食肉センターの整備について
四万十市新食肉センターの整備について、産業振興への貢献と取組を問うています。当センターは四国内11か所の食肉センター中3番目の処理頭数を誇り、生産額は54.3億円で、関連民間事業者全体で150名の雇用を創出し、経済波及効果は33.6億円となっており、生産額と合わせて約88億円の経済効果を持つ地域の重要な食肉工業団地です。新整備ではHACCP対応の高度な衛生管理施設となることで、国内外の消費者へ安心・安全な食肉を提供でき、これまで以上に高知県の産業振興に大きく貢献できると考えています。
- 産業振興への貢献
- 取組
西部家畜保健衛生所の再編について
西部家畜保健衛生所の再編について、県からの説明が11月からとなり全農家に届いていないことが問題であることを指摘し、地域と畜産農家を守るための重要な再編であるからこそ農家に対する説明を丁寧に行うべきだと述べています。また、幡多地方は広く四万十市からでも片道1時間以上の畜舎が多くあり、鳥インフルエンザや豚熱への対応を含めた防疫体制に不安があることから、再編で問題や支障が発生したときは人数配置を変更するなど検討していくべきだと尋ねています。
- 畜産農家に対する説明
- 問題や支障が生じたときの対応
未婚化について
50歳以上の未婚割合が男性4人に1人、女性6人に1人となっている一方で、18~34歳の男女の8割以上が結婚を希望しており、出会いの場が変容しています。結婚の発生確率が男性27歳、女性26歳をピークに急激に低下することから、20代世代が正確な初婚発生確率などの情報に触れる機会が必要であるかを尋ねています。また、未婚男性は収入と容姿で選ばれると思い込み、未婚女性は相手の性格や気持ちの相性を重視するなど、結婚に対する思い込みのずれや誤解があることから、これを是正することが必要であるかを問うています。地域に働く場所がないことが若年者流出につながり結婚・出産減少を招く負のスパイラルが生じている中で、関係人口の増加が出会いや結婚につながる可能性があること、また愛媛県の結婚支援センターが県内15か所に特設会場を設置している体制を踏まえ、東西に広い高知県ではこうち出会いサポートセンターに特設会場の設置が有効であるかを尋ねています。
- サポートする仕組みづくり
- 正確な情報に触れる機会の提供
- 思い込みの是正
- 関係人口増加の取組
- こうち出会いサポートセンターの特設会場の設置
- 婚姻増加の取組
教育について
日本の国旗・国歌の意義を丁寧に教えることについて、また令和6年度から令和9年度の大綱・基本計画における道徳教育の具体的施策について、教育長に尋ねています。併せて、公立高等学校の海外留学者数130人という目標の達成方法、世界情勢を踏まえて生き抜くすべを身につける環境を設けることの必要性、および実践的なデジタル知識や技術を学ぶ場所の設置について、それぞれ教育長と商工労働部長に尋ねています。
- 国旗・国歌の意義
- 道徳教育の推進
- 海外留学者目標数の達成
- 世界情勢を踏まえた教育の必要性
- 実践的なデジタル知識や技術を学ぶ場
外国人材について
担い手不足の時代に高知県に外国人材を定着させるため、日本語能力の向上を後押しする必要があるのではないかと尋ねています。特定技能試験が日本語能力試験N4やN3合格など高いハードルとされていることから、自治体での日本語能力向上支援が必要との認識を示しています。また、教育大綱に記載されている義務教育を受けていない外国籍者の学びの場について、具体的にどのように整備していくのかを確認しており、外国人材への日本語教育や児童生徒への手厚い支援によって、高知が都市部より選ばれる地域になるべきだと述べています。
- 日本語能力向上の後押し
- 学びの場の整備
幡多農業高校の厩舎復旧に向けた対応について
幡多農業高校の厩舎焼失と馬が犠牲になった件について、今後どのように施設の復旧に向けた対応を行っていくのか、教育長に尋ねています。厩舎は、馬術部員たちが馬をお世話し調教し競技できるまでに育て上げる場であり、また四万十乗馬少年団や小学生も見学・体験に訪れるなど、世代を超えた成長の場になっていました。さらに馬術部の馬が四万十市のお祭りに参加するなど、地域の活性化に貢献していました。焼失した馬の中には、全日本高校生自馬選手権優勝馬ホワイトリリー号も含まれています。